今週のお題「やる気が出ない」

 

 新疆ウイグル自治区に「再教育施設」があると聞いて、規模が違うとはいえ、人が集まると、どこにでも何かしらの「再教育施設」があると気付いた。会社でも学校でも、強制力がない『交響体』と定義される場所にも。

 ハンナ・アーレントは、集団の構造が「再教育施設」のような差別を『全体主義』として内包していると、悲しんでいる、と思うので、「俺とおんなじこと思ってたんだな」ってふざけるしかないし、未来の無数の「再教育施設」のことを思うとグッタリする。